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劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 感想

ネタバレ注意です。
gdgd自分用に書いてるので色々おかしいけれど気にしない方向でお願いします。

今回「叛逆の物語」という副題があるわけだけれど、
感想としては前半が「インキュベーターの叛逆」
後半が「暁美ほむらの叛逆」 ということなのかな、とおもった。
まず前半について。
結果としては、まどかが救済した後の世界(B世界線とする)にてキュウべえの策略により救済され損ねたほむらちゃんの望んだ、
インキュベーターの管理による、ほむらに都合のいい、魔女結界であり違う世界線を舞台としたストーリー展開になっている。
とりあえず登場人物の状態を整理すると、
鹿目まどか→B世界線にてアルまどになった後のまどか。ほむらの救済の為に魔女結界に干渉、取り込まれて記憶喪失。
美樹さやか→救済後のさやか。まどかと共に円環の理になる。まどかの記憶を借り受けている(と思う?)
百江なぎさ→救済後のシャルロッテ。まどかと共に円環の理になる。まどかの記憶を借り受けている(上に同じ)
巴マミ→B世界線のマミ。魔女については知らない。
佐倉杏子→B世界線の杏子。魔女については知らない。
暁美ほむら→A世界線の記憶を持ったままB世界線に飛んだ、前作本編のほむら。なんらかの理由でソウルジェムが濁りきって孵化寸前。
多分大体こんな感じ。
ちなみに円環の理周りに関しては、後半最後の魔女ほむらとの戦闘時に薔薇の魔女の使い魔やら、委員長の魔女やら、
あの辺が協力してくれていたことから、救済された魔女は全て円環の理になると解釈。
前半から後半以降に繋がるにかけて一番大きな分岐点は、
前作本編にてほむらがまどかに「貴方のことを思ってきた人はどうなるの!」とか言ってたあの公園でのシーンであると思う。
前作本編ではほむらがまどかに思いを打ち明け、それを受け止めずにさやかのためにまどかは行動する。
それに対して、今作ではまどかがほむらに、言いたいことは話していいんだよ、なんて発言をする。同じ場所、丁度真逆のアングル。まどマギはこういう演出してくれるから好き。好き。
で、ほむらはまどかが本当は皆と離れたくなんかない、そんな選択をしないといけない時が来たとしても自分には受け止めきれない、本当は苦しいんだ、なんて言葉を聞いてしまう。
前作本編ではまどかが決めたことだからと受け入れた、まどかのアルまど化が本当はまどかが望んでいない結末であったのではないか。
さて、ここで普通 ほむらならまどかの願いを最優先にすると思う。つまり、皆と離れ離れにならない世界。
今居るこの、ほむらの創りだした魔女結界がそれに当たる。なのに、この直後ほむらはそれを崩しにかかる。
つまり、この時点でほむらは 自分が最終的に世界を作り直し、もう一度まどかとの出会いをやり直すことを決意していた。と、思う。
インキュベーターの管理の届かない、ほむらに都合のいい世界線。世界の巻き戻し、やり直し。
それをするための行動が、後半なのではないかなあと。
からの、後半。
こちらの結果としては、まどかが望んだ誰も居なくならない幸せな世界を、ほむら自身によってなんとかして作り出すまでの話になっている。
というか、後半はほむらがまどかの為に歪んだ愛情を注ぎ続けるだけの話なので特にまとめること思いつかないのだけれど。
後半途中にて、ほむらが自らを「悪魔」と称するようになる。
まどマギ と 悪魔 といえば。最初に思いつくのはインキュベーターことキュウべえ。
前作本編では、まどマギを「ファウスト」と絡め、キュウべえをメフィストフェレスと重ねて考察するのが流行っていた。
この場合、ほむらはファウスト、まどかはグレートヒェンになる。
「ファウスト」では、ファウストはグレートヒェンと結ばれるためにその周りの人々を殺し、それによって2人は引き裂かれてしまう。
そして最終的にファウストは絶命し、その魂はグレートヒェンによって救済される。色々書くと長くなるから詳細はWikipediaに。
これ、今作を見てからだとさらにあまりにまどマギとリンクしすぎている辺り、ファウストになぞらえるっていう考察は間違ってなかったんだなあと若干感動したりした。
話がズレたけれども。
つまり、この悪魔というのはキュウべえのと対比であると思われる。
インキュベーターの管理から外れた最終的に作られる、ほむらが改ざんした新しい世界というのは、
結局ほむらの管理による世界であって、どちらにしても悪魔によって作られた幸せな世界なのだと。
それはほむらの愛であり、ほむらがまどかに対して優しすぎた結果なのだろうし、ハッピーエンドということでいいのかなあ、と思った。
そういえば、優しすぎるといえば
これはほむらがまどかに対して何度か言っている言葉であったような気がする。
前作本編の結末も、言ってしまえばまどかが皆に対して優しすぎた結果、まどかに都合の良い世界を作り出した、とも言えるわけで。
まどかがやったこともキュウべえがやったこともほむらがやったことも、結局大して変わらないんじゃないかなーと考えると、
なんか色々深いような気がしてきました。
正直消化不良なので、少なくとももう一回は見に行きます。

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