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サカサマのパテマ 感想

AnotherSideの方も、Beginning of the dayの方も、小説の方も手を付けてない状態なので
勘違いとか多いかもしれないけれど、とりあえずの感想。

ネタバレ注意です。





「かつて、多くの罪びとが空に落ちた」と“空”を忌み嫌う世界・アイガ。そこに住む少年・エイジの前に、突然サカサマの少女・パテマが現れる。エイジがパテマを助けようと手を握った時、彼女に引っ張られるように2人は空へ飛び出す。 その頃、サカサマ人が現れたとの報告が来て、アイガの君主・イザムラは、治安警察のジャクに捜索を命じる。――Wikipediaより引用

公式あらすじとしてはこんな感じ。
小説の一部を触り読みしつつ、軽く世界の全体像を描いたものがこちら。

雑くて汚いけど許して。

つまり、地底人ことパテマ側の人々が重力に正しく生きていて、アイガ国民がサカサマであるということらしい。小説版曰く、アイガは元々大きなシェルターとして作られていて。重力をエネルギーに変換する実験を行ったとき、タワー周辺、つまりシェルター内の人々だけが重力の反転を免れ。それを問題視した科学者達が頑張って重力を元に戻したものの、既にサカサマでないと生きられなくなっていたアイガ国民だけはサカサマのままになってしまった、とかなんとか。イマイチ私自身飲み込めてないので説明が非常にざっくばらんだけれど。
で、この事実を知っているのは長とアイガのお偉いさんだけ。つまりイザムラは知ってたらしく、異様に忌み嫌ってたのは自分たちがサカサマであると認めたくなかったから、らしい。
…ただこれ、マントル付近まで到達してるよね。色々大丈夫なのかな、構造として。シェルターって規模じゃない気がするんだけれど。あと、重力が反転しているとされてる「アイガ」の定義はどこまでなのかとか。アイガの空は重力正向きだったし。タワー周辺って点ではタワー地下に当たる地下世界も同じなのにこっちは重力正向きだし。設定資料集買う。

あと、やっぱり一番気になるのは重力の処理どうなってるのってところ。
重力をエネルギーに変換して物理法則不思議なことになってるくらいなんだから、今の常識で考えるのもズレてるのかもしれないけれど、にしても突っ込みどころが多すぎる。
重さもサカサマ、とか、パテマがアイガの食べ物を食べると軽くなる、だとか、作中のセリフとしては「質量」がサカサマになってるような気がするんだけれど。でも、なぜか落ちる速さに体重が影響したりする。あれ、加速度ってv=gtじゃなかったっけ?
その割に地上での動きは月面チックなふわふわした動きだったり、高いところから落ちるときはちゃんと速くなってるっぽかったり。どうも重力加速度gが減ってるような気がする。あれ、でも重力加速度って体重影響しないよね?それにどっちにしろ落ちるときの描写はおかしい。
で、体重が影響しつつ重力加速度がーって考えると、F=mg?両方影響するし。Fが減ってる?いや、それも突っ込みどころありすぎるだろう。
って感じで、なんともその辺りの設定は考えずに映画作ってるような気がした。設定資料集買う。


まあ、全体的には面白かった。
イヴの時間もそうだったけれど、この人は異文化交流的なシナリオを書くのが上手い。色々ある突っ込みどころに目をつむれば話としてはとてもおもしろかったし、なによりパテマ可愛かった。ああいうキャラ好き。
変なところに突っ込み入れない理系な人以外には純粋におすすめできます。多分文系向け映画。でも、変なところに突っ込み入れるのもまた面白いし、豪華制作陣だけあってクオリティは非常に高かったです。さわやかボーイミーツガールな感じ。

とりあえず、設定資料集買う。

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